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令和5年度会長所信

POWER OF YEG

~信じる力 応える力 個の力 組織の力〜

令和5年度会長 内山 元誉

2020年に始まった新型コロナウィルスの影響、長引くデフレ、記録的な円安と企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化しています。世界情勢の不安定さは混迷を極め、誰もが見えない不安と対峙しまさしく時代の節目の真っただ中に我々は責任世代としてこの国の未来に向き合っています。選手交代もハーフタイムも無い戦いの中でも我々は自企業を守る為、地域社会に貢献する為に知恵を絞り、研鑽を積み、成長をし続けなければなりません。その為にYEGは存在し、連帯の証がYEGであります。

伝統ある刈谷YEGの第29代会長として令和5年度は本質的な改革の年度と位置づけ、30周年、40周年を担う人材を輩出する事を与えられた責務と考え、以下の3つの柱を運営方針とします。

①ニューノーマルに対応する力をつける。
少子高齢化が進む日本では、2025年には後期高齢者が4分の1を占める世界史上類を見ない超高齢化社会に突入します。社会保障費が莫大に膨れ上がり、およそ600万人の労働力が不足します。時を同じくして進化し続ける最新のデジタルテクノロジーによって、多くの企業が採用している既存システムとの維持メンテナンス費の差は10倍にもなると言われています。我々はこれらの問題に真正面から向き合い、DX推進を学び、自企業及び刈谷YEGの抜本的な改革に取り組み、時代の変化に対応します。

➁刈谷YEGの価値、認知度を向上し、地域社会へ貢献し続ける。
偉大な諸先輩方が築き、繋げてきた刈谷YEGを次代へと紡ぐ為、しっかりと歴史を学びつつも既存の枠にとらわれない斬新なアイデアでより魅力的、より価値のある会へと発展させます。他団体とも積極的な交流を図り、スケールメリットを生かした活動で地域での存在感を高め、選ばれる団体を目指します。会員企業への貢献、ひいては我々が住まう街、国の礎となります。

③信じ合い 応え合い 組織力を強化する。
コロナ禍において飛躍的に進んだICTツール。コミュニケーションの利便性が上がった一方で人と人との関わりが画面越しになる回数が増えました。個人化の加速により従来の組織型社会の中に『個人型』という新しい生き方の選択ができるようになってきましたが、私はいつの時代も人と人との繋がりは『義理人情』だと考えます。共に泣き笑い、問題解決には膝を突き合わせとことん話し合う。仲間を信じ、手に手をとって助け合い共有した体験は何にも代え難い財産になり、そこで生まれた絆は時代の変化に左右されない今後の人生における骨子となるはずです。様々なYEG活動の中で生まれた絆が集まり、骨格を形成し刈谷YEGの力をより一層大きくします。

令和5年度スローガンを『POWER OF YEG ~信じる力 応える力 個の力 組織の力~』と掲げさせて頂きます。人は信じられることで力が生まれ、信頼に応える事で個が成長し、信じ合い応え合う事で組織の大きな力が生まれると確信しています。私一人の力はたかが知れています。私は皆さんを信じます。皆さんも周りの仲間を信頼してください。信じ合い、応え合い、力を合わせこの先の刈谷YEGの礎となろう。

全力で会長職を全うさせて頂きます。思いっきりYEGしましょう!